ゲリラ豪雨と夕立の違いって？

近年よく耳にする『ゲリラ豪雨』と『夕立』は
何が違うのでしょうか？
多くの人々がそう感じているようで、
様々なサイトで書かれているのを見てみると、
まず、ゲリラ豪雨とは一般の気象用語ではないそうで、
2008年に年末恒例の『新語・流行語大賞』にノミネート
されたことから今では一般的に使用されるようになったようです。
2008年は、福井県や兵庫県で大規模な川の氾濫が起きました。
『ゲリラ豪雨』という言葉は、
一部のマスコミと気象会社が使っている用語で、
正しくは、局所的大雨、局所豪雨といい、
狭い範囲に降る大雨のことだそうです。

ゲリラ豪雨も夕立も発生のメカニズムは同じですが、
夕立は、それほど雨量が多くならない雷雨であり、
正式な定義はありませんが、
局所的大雨、局所豪雨(ゲリラ豪雨)と呼ぶ場合は、
道路の冠水、住宅の浸水、下水や小さな河川の氾濫などの
災害を伴うほどの大雨が降った場合に、そう呼ぶようです。

ということで、『ゲリラ豪雨』と『夕立』の違いは
被害や降雨や雷雨の時間が少なければ『夕立』。
被害が大きく、降雨や雷雨の時間の長い
災害と言ってもいいような状態のものは『ゲリラ豪雨』。
ということになるようです。


参考HP
<tenki.jp>
http://tenki.jp/knowledge/detail?id=960
<日経ウーマンオンライン>
http://wol.nikkeibp.co.jp/article/column/20120822/132621/