台風シーズンに備えて

私達の暮らしに影響を与える自然災害のひとつに「台風」があります。
住んでいる地域に接近すると、テレビやラジオ、インターネットなどで
様々な情報を受け取ることができますが、
そのなかで、台風の風速についてまとめてみます。

ニュースで伝えられる風速が、いったいどれくらいの被害をもたらすのか、
どのように警戒するべきかを、把握してくことが大切です。


風速（秒速）と被害の目安

10m/ｓ…木が激しく揺れる
　　　　電線などが揺れてぴゅうぴゅうと鳴る。
　　　　さしていた傘が壊れる

15m/ｓ…簡単に取り付けた看板が飛ばされる

20m/ｓ…まっすぐには立っていられない
　　　　こどもは飛ばされそうになる

25m/ｓ…屋根瓦が飛ばされる
　　　　樹木が折れる
　　　　煙突が倒れる

30m/ｓ…雨戸または屋根が飛ばされることがある
　　　　古い家、痛んだ家がつぶれる
　　　　電柱が倒れることがある

35m/ｓ…自動車や列車の客車が倒れることがある

40m/ｓ…身体を45度に傾けないと倒れる
　　　　小石が飛ぶ

50m/ｓ…たいていの木造家屋が倒れる
　　　　木が根こそぎ倒れる

60m/ｓ…鉄塔が曲がることがある