白砂糖の危険性

白砂糖はベースとなる黒砂糖から、苛性ソーダを使ってアルカリに溶けるものを取り除き、次に硫酸を加えて酸に溶けるものを取り除き、最後にアルカリと酸を中和させ生成されます。
このように生成された白砂糖は黒砂糖が持っていたビタミンやミネラルはほとんど残っていません。
黒砂糖のミネラルに比べ、0.3％程度しか含まれていません。

また、白砂糖は体内のカルシウムを奪う性質があり、カルシウム不足をまねく危険性もあります。
カルシウムが不足することにより、肥満、心臓病、ガンの誘発などを引き起こす可能性が高まります。

さらに、白砂糖には細胞を緩ませる性質があるため、菓子類や清涼飲料水の多量摂取により胃粘膜や呼吸器系が緩くなり胃炎、鼻炎、風邪などにかかりやすくなります。

最近の若い世代の情緒不安定や非行問題、うつ病疾患などは脳の細胞が緩むことと密接な関係があるといわれています。

砂糖の多量摂取を行わないだけではなく、砂糖を購入する際に黒砂糖を選ぶことや、砂糖の成分を見極めて購入する必要があります。