「オカアサンヤスメ型の食事」

「オカアサンヤスメ型の食事」を
みなさんは、耳にしたことありますか？

文字通り、お母さんが楽して作れるメニューのことです。
オムライス、カレーライス、サンドイッチ、やきそば、
スパゲッティ、目玉焼き…などがあげられます。

しかし、「オカアサンヤスメ型の食事」には
大きな落とし穴があります。
これらのメニューに共通するのは、
歯ごたえがなく、野菜が少ないということです。

近年、外食産業が発達し、ファミリーレストランが
いたるところで見られるようになりました。
ここで提供される食事のメニューの多くは、
さきほどあげた「オカアサンヤスメ型の食事」です。

外食が増えれば増えるほど、子供たちは、
肉食、洋食、そして野菜が少ない、歯ごたえがないといった
「オカアサンヤスメ型」の食嗜好が
定着していくこととなります。

ところがこれらの食事は、カロリーが十分である割には、
ビタミン、ミネラルが少ないのです。
カルシウムとビタミンDの不足により、
丈夫な骨が作られにくくなります。

また、歯ごたえがないことにより、
良く噛まずに食べることになります。
良く噛むことは、食べ物の吸収を促したり、過食を抑えたり、
気持ちを落ち着かせたり、頭の血の巡りをよくさせたりと
いった効果があります。
また、がん予防にもなります。

みなさん「オカアサンヤスメ型の食事」には注意しましょう。