甘い蜜には罠がある！実は危険な「カロリーゼロ」

人工甘味料の健康への影響については、疑問があります。
「カロリーゼロ」の人口甘味料が体にいいのか悪いのか。よくわかっていないのです。

「カロリーゼロ」の表示に関しては、消費者庁が定める「栄養表示基準」によって決められています。
100ml（固形の場合は100g）中に5kcal未満のものはカロリーがゼロでなくとも、「カロリーゼロ」と表示することが許されています。
また、「カロリーオフ」に関しては、100ml中20kcal未満までが許容されるため、たとえば500mlの清涼飲料水の場合100kcal近く含まれている場合があります。

2014年にイスラエルの研究チームの発表内容は、世界に衝撃を与えました。
マウスを使った研究により「人工甘味料は腸内細菌のバランスを崩し、血糖値を下がりにくくする」
というメカニズムが明らかになったのです。
さらにその後、ヒトに対しても調査を行ったところ、人工甘味料を多く摂取する人は、少ない人に比べて体重が多かったり、血糖値が高かったりする傾向が認められました。

このことから、
きび糖やみずあめ、はちみつなど
天然の甘味料を節度を守って摂ることが、適切だと私は思います。

「カロリーゼロ」は、いくらでもとっていいということではなりません。
「甘いのにカロリーがゼロ」という都合のいいものはこの世にはないのかもしれませんよ。