卵の賞味期限

卵の賞味期限表示は、卵のサルモネラ菌による食中毒防止の点から、
サルモネラ菌の増殖が起こらない期間を基準にして「生で食べられる期限」として設定されています。

その期間は保存温度によって異なり、保存温度による生食できる日数（理論値）と過去5年間の平均気温など、英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出された科学的根拠により決められています。

夏期（7～9月）採卵後16日以内
春秋期（4～6月、10～11月）採卵後25日以内、
冬期（12～3月）採卵後57日以内

※出展：農林水産省HPより
http://www.maff.go.jp/j/heya/sodan/0807/02.html




ちなみに、2012年10月9日に購入した卵の賞味期限は

2012年10月19日となっていました。

同じメーカーの卵は一律このような賞味期限でした。

各メーカーで新鮮でおいしくたべられる日数としている場合もありますが、
上記の根拠によれば、採卵後2週間あまりどこかで保管されていたのかもしれません。


理論上は保管温度によって賞味期限は変わってきますし、業界が表示マニュアルを設け、これに沿って各業者が表示しているそうなので（農林水産省HPより）採卵日はずっと以前で、表示されている賞味期限は、パック詰めされて店内（常温）温度で販売された時の温度から算出したものかもしれません。

スーパーの卵の販売場所はほぼ常温ですが、コンビニは冷蔵で販売されています。
そのことを考えるとコンビニの方が長持ちするのでは？とも思いますが、
どちらにしろ、家庭では冷蔵庫で保存し、早めに食べるに越したことはありませんね。