卵の賞味期限2　調理した卵と生卵、賞味期限が長いのは..。

生ものより、調理したものの方が長持ちする

そう考えがちですが、卵は調理したものより【生卵のほうが長持ちする】のです。
調理した卵は、一般的な食品と同じと考えて良いでしょう。


理由は...


②生卵は生きている。
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　卵のカラの小さな穴から、必要な酸素を取り入れ内部で発生した炭酸ガスを排泄する「ガス交換」を行っている

②卵白には「リゾチーム」という抗菌物質が含まれている。
　卵黄には「卵黄膜」というバリアの役割をする膜がある。
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　これのおかげで、タマゴは鮮度が保たれる



●ゆで卵で考えた場合

賞味期限が5日から1週間程度
冷蔵庫で4日間、室温で2日間といわれています。

●温泉卵の場合

消費期限というより、賞味期限のほうが近いかもしれません。
2日程度で味が変ってしまうそうです。

●割ってしまった生卵
抗菌作用がなくなるので、早めに食べましょう。
もちろん、戸棚などの常温はNGです。


●鮮度
新鮮な卵は盛り上がっていますが、古い卵は薄く水っぽいですよね。

時間の経過にともなって、卵白は次第にリゾチームの働きが弱まり、卵黄膜も薄くなっていくのです。

高温になる場所に保存すると鮮度が落ちるスピードが早まってしまいます。

早めに食べましょう。