花粉シーズン本格化の前に…こんなにある原因植物

日本では2月を迎え、徐々に寒さがゆるみ暖かい日が増え始めると、
休眠を終えたスギの木などが花粉を飛ばし始めます。
この花粉によって、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの
アレルギー症状が出てしまうのが「花粉症」。
早めの花粉症対策で、症状を抑えることが重要です。


花粉症の原因植物は、日本に約60種類もあるとされています。
春先に飛散する、スギやヒノキなどの「樹木花粉」と、
夏から秋に飛散する、イネなどの背が低い草からの「草本花粉」があります。
年中を問わず、アレルギーに悩まされている方は、
身近な植物が意外な原因になっているかもしれません。



＜おもな樹木花粉と開花（飛散）時期＞

●スギ(スギ科）2～4月

●ヒノキ(ヒノキ科）3～4月

●ネズ(ヒノキ科）4～5月

●ハンノキ(カバノキ科）1～4月

●シラカンバ(カバノキ科）4～6月

●コナラ(ブナ科）4～5月

●クヌギ(ブナ科）4～6月

●カシ(ブナ科）4～5月

●クリ(ブナ科）5～7月

●ケヤキ(ニレ科）3～6月

●オリーブ(モクセイ科）5～6月

●イチョウ(イチョウ科）4月

●アカマツ(マツ科）4～6月

●ウメ(バラ科）2～3月



＜おもな草本花粉と開花（飛散）時期＞

●ヨモギ(キク科）9～10月

●ブタクサ(キク科）8～10月

●セイタカアキノキリンソウ(キク科）10～11月

●イネ(イネ科）2～5月

●カモガヤ(イネ科）5～6月

●タデ　（イネ科）4～5月

●スズメノテッポウ(イネ科）2～5月

●カナムグラ(クワ科）8～10月

●ヒメガマ・コガマ(ガマ科）7～8月

●ギシギシ(タデ科）5～8月

●イラクサ　(ヒノキ科）8～10月

●カラムシ　(ヒノキ科）3～4月