スズメバチに2度刺されたら死ぬは、迷信or真実？

外来種として、九州から上陸してくるというスズメバチのニュースをよく目にする機会が多くなりました。
スズメバチに刺されやすい時期は、夏から秋にかけてだからでしょうか。

つい先日（2015年9月27日に撮った写真）、大きなスズメバチと遭遇しましたが幸運にも対処できました。
しかしながら、かなり身の危険を感じました。そこで、注意事項をまとめてみようと思いました。

私は子供のころ、指をスズメバチにさされた経験があります。
30年も前だったので、おしっこをかけるとよいという迷信を信じて、かけましたが、全く痛みは引かず、自らおしっこをかけるという苦い経験になりました。
そもそも、すずめばちに二度さされたら死ぬという話は、本当なのでしょうか？

調べてみると…スズメバチにさされて死ぬという原因は二つありました。
ひとつは、1度刺されると体内にハチの毒に対する抗体ができて、2度目に刺されたときに過剰なアレルギー反応が出るというもの。
このことから、スズメバチに2度さされたら死ぬという話ができたんですね。致死率100％ではありませんが、本当でした。
原因は「アナフィラキシーショック」というやつです。呼吸困難や意識障害などを伴う重いショック症状がでます。
医療機関での診療が難しい場合は、安静にして1時間経てば、症状がでる危険は少ないそうです。

二つ目は、一度に数十匹に刺される大量の毒によるもの。
数分後に意識がなくなり、３０分以内に死に至る例が多いそうです。恐ろしいですね。
スズメバチの巣の駆除には十分に気をつけたいものです。

とにかく、身を守るためには、ハチに近づかない。
髪の毛や黒い服など黒いものに敵意をむきだしにするらしいので注意が必要です。
またひらひらと動くものは巣の近くでは攻撃を受けやすいので注意してください。