毒キノコの見分け方は迷信！？

次のような毒キノコの見分け方を見た、聞いたことはありますでしょうか？
　①縦にきれいに裂けるキノコは食べられる。
　②色柄が派手なキノコは毒。おとなしい色柄は食べられる。
　③虫に食われていれば人間も食べられる。
　④ナスと煮れば毒を中和できる。
　⑤塩漬けにすればどんなキノコも食べられる。

実はこれらすべて迷信です。
キノコは素人ではなかなか区別がつかず、安易に手を出すべきではないそうです。

食用キノコに良く間違われるキノコをご紹介します。

ツキヨタケ
色はシイタケ、形はヒラタケに似ており、中毒事例が一番多いキノコと言われております。
派手な色をしておらず、一見食べられそうな見た目なので注意が必要です。

クサウラベニタケ
食用シメジ類に似ており、黄土色～灰褐色、わずかに光沢があり、ヒダは初め白色で、後にピンク色をしております。

カキシメジ
ニセアブラシメジ、シイタケに似ており、赤褐色～くり褐色またはうすい黄褐色をしております。

死亡事例もある超危険な毒キノコ
ドクツルタケ
林に発生する白いキノコ。食用とは間違えにくいですが、かなり毒性が強いので注意しましょう。

カエンタケ
表面はオレンジ色から赤色、細長い円柱状または棒状で、土から手の指が出ているように群生または単生しています。
毒々しい見た目が特長で、食用には見えませんが、薬用と勘違いし、酒に浸して飲んで発生した中毒事例もあります。

以上のように食用キノコ、毒キノコの見極めが難しいので、
キノコ狩りをするなら、詳しい方としましょう。