目薬は正しく点眼しよう！

目薬を正しい点眼する事で効果が十分に発揮されて、目薬を清潔に保つこともできます。

しかし、誤った点眼方法を続けると、効果も清潔さも失われます。

誤った点眼方法とは
・容器の先をまぶた・まつ毛または目につけてしまう。
　容器の先を目に近づけすぎると、容器に涙や細菌（花粉・目やに）などが付着し、目薬の汚染につながります。
　更に、容器の中に涙や細菌（花粉・目やに）などが逆流してしまい、目薬の汚染につながります。
・目薬をさした後、眼をパチパチしてしまう。
　目薬をさしたあと、目をパチパチさせると目薬が目の表面全体にいきわたるように思いがちですがそうではありません。
　せっかくさした目薬が涙と一緒に目頭の方に集まって、涙点からのどの方へ流れ出てしまいます。
　目薬をさしたあとは目をパチパチしないようにしましょう。
・用量以上の目薬をさす。
　まぶたの下の袋上の部分は小さいので、たくさん目薬をさしてもあふれ出たり、涙点からのどの方へ流れ出てしまいます。

正しい点眼方法とは
１．指が目薬の容器の先に触れて汚染されることがないよう、手を石鹸でよく洗う。
２．容器から取り外したキャップを清潔なところに置く。汚染防止につながります。
３．下まぶたを軽く引いて、目薬を目の中に確実に入れる。
４．目薬が涙点から流れ出ていかないように、しばらくまぶたを閉じる。または目頭を軽く押さえる。
５．目の周りにあふれ出た目薬は清潔なガーゼやティッシュで拭き取る。
６．使用後はキャップをしっかり閉めて清潔なところに保管する。

その他の注意は
・保管場所は、目薬に添付されている説明書の通りに。
　基本的には、直射日光の当たらない、なるべく涼しい場所へ保管。
　冷蔵庫での保管もＯＫですが、凍らせないようにしましょう。またお子さんが誤って飲んでしまうことのないように注意しましょう。
・容器に白い浮遊物があった場合は使用しないようにしましょう。
　これは容器の中に逆流した目やになどです。
・他の人の目薬は使わないでください。