身近な危険物：ネット家具編

インターネット通販などで手軽に安く買い物ができます。本棚や家具といったものを購入する方も多いと思いますが、これらにはハウスシックの盲点があります。これらの商品には海外生産が多く、日本の基準にクリアしていないケースが多いようです。
また、（低ホルムハルデヒド」「低ホルム仕様」との表記があってもあてにならないようです。実際に東京都がインターネット通信販売の家具を対象に、ホルムアルデヒド等の有害物質の放散状況について実態を調査し、その結果が報告されました。報告によると、テスト室内に家具を置き、室内濃度を測定したところ、厚生労働省の定める室内濃度指針値を上回る商品が、30商品中6商品ありました。
http://www.kenko-kenbi.or.jp/science-center/environment/topics-environment/3661.html

これらの商品を使用する場合は、上記によるリスクを覚悟する必要があります。
特に、オフィス用に大量に購入した場合などは、想像を超える匂いがでるケースがありました。
対策としては、
・十分に換気出来る場所で組み立ててから持ち込む
・必ず水ぶきする
必要があります。
また、ハウスシック対策用の家具シート（備長炭練り込み）等があります。こちらんも合わせて検討するとよいとおもいます。
http://item.rakuten.co.jp/ho-ei/336925/#336925