近年の大気汚染物質状況

最近TV等で話題にあがる大気汚染物質に粒子状物質というものがあります。
これは大気中に漂う粒径の小さな粒子を指す言葉です。
発生源としては、焼却炉、自動車などがあります。

このような微小粒子状物質は、肺の奥深くまで入り込みやすいので、健康被害が懸念されています。
重い症状としては肺の毛細血管への刺激や呼吸困難、肺気腫などが知られている。

このような大気汚染由来の疾病として四日市ぜんそくが有名です。
このような公害の経験から日本では排ガス規制などが行われてきました。

日本でも西日本地方では、高度成長期にある周辺諸国からの越境汚染が起こっているので、それらの国や地域でスモッグ等に出会った場合はマスク等の対策を行うことお勧めします。

日本全国の大気汚染情報を提供してくれる「大気汚染物質広域監視システム（そらまめ君）」も存在するので、気になる方はご覧ください。