湿潤療法（モイストヒーリング）について

やけどをして大きな水ぶくれができてしまったことはありませんか？

水ぶくれができたとき、つぶすかつぶさまいか悩んだことはありませんか？

やけどなどにより水ぶくれができてしまったときの対処法として、今メジャーになっているのが、『湿潤療法（モイストヒーリング）』という創傷治療法です。

湿潤療法とは、傷を乾かさず、潤わせた状態で治療する方法です。

従来、やけどの治療には、消毒して軟膏を塗り、ガーゼで覆う治療方法がとられていましたが、 この治療方法だと、ガーゼを交換する際に、非常な痛みを伴う上に、 せっかく再生した皮膚を壊してしまうことがありました。

湿潤療法は、傷を乾かさず、潤わせた状態で治療する方法で、 痛みも少なく、しかも、傷跡が残りにくくきれいに早く治ると言われています。

傷口から出る滲出液には、傷の治りを早める成分が含まれています。 滲出液を保ち、適度な湿潤環境を維持することで皮膚の自然治癒力を高めます。

具体的な方法として、『ラップを使う』という方法があります。
やけどした部分より二周りほど大き目のラップを治療部に貼り付け、周りをガーゼテープなどで固定します。

これを1日２～３回のペースで張り替えることで清潔さを保ちます。

私は最近ヘアアイロンで足をやけどしてしまったんですが、この方法で1週間弱ほどできれいに皮膚の再生化に成功しましたよ☆

水ぶくれができて困った！というときはぜひお試しください♪


参考サイト
http://yakedocare.client.jp/moist_01.html