異常な眠気

日中、仕事中、授業中にも関わらずどうしようもない眠気に
襲われる。
誰しも今まで、眠気に襲われて大変だったという経験はあると
思いますが、尋常ではないほどの眠気に襲われている場合は、
睡眠障害であることも考えられます。

代表的なものは「睡眠時無呼吸症候群(ＳＡＳ:Sleep Apnea Syndrome)」。
以前、睡眠時無呼吸症候群についての投稿がありましたが、
http://www.wiki-safety.com/postdtl/ja/-C2051/1163/
一晩（7時間）の睡眠中に10秒以上の無呼吸が30回以上、
または、睡眠1時間あたりの無呼吸数や低呼吸数が
5回以上おこる状態で、眠っているつもりでも体にとっては
十分な睡眠がとれておらず、起床時の頭痛が生じたり、
日中の居眠りが多くなったりします。
いびきをかく人に多くみられます。
http://www.sas-care.jp/metabo/about_sas/index.html
車の運転などには十分注意しないといけません。
症状が重い方の場合、放っておくと10年後には3～4割の方が
死亡してしまうといわれている病気です。

「ナルコレプシー」は、昼間の異常な眠気や、
笑ったりびっくりすると全身の力が抜けてしまう
情動脱力発作(じょうどうだつりょくほっさ)、寝入りばなに
現れる金縛(かなしばり)のような症状である睡眠麻痺(すいみん
まひ)や、寝入りばなの夢体験による入眠時幻覚(にゅうみんじ
げんかく)を主な症状とする慢性疾患
http://health.goo.ne.jp/medical/search/10460300.html
10代に発症するのがほとんどだそうです。

とある方は「気分障害」と診断されました。
毎日3～4時間睡眠でしたが、やりたいことがたくさんあって、
その睡眠時間を睡眠不足を感じなかったようです。
しかし、昼間眠くて仕方がないとクリニックを訪れたところ、
「気分障害」と診断されました。
という例もあり、精神的疾患が理由である場合もあるようです。
http://www.hab.co.jp/bangumi/kenko/200503/200503-3.html

「睡眠時無呼吸症候群」の主な原因は肥満によって
空気の通り道が狭くなってしまい、気道がふさがって
酸素が不十分となり、血中の酸素濃度が低下し、脳が休めず
睡眠の質が下がってしまうことからです。
ダイエットをするのは効果的なようです。

「ナルコレプシー」の原因は明らかにされていませんが、
原因と考えられていることは、ある特定の白血球の血液型と
ストレスが加わることで、発症しやすくなるといわれています。

生活習慣に気をつけ、なるべくストレスをためないように
するのは健康である秘訣のひとつですね。