ドライアイ

ドライアイは、涙の分泌量が不足することで目の表面が乾燥しやすくなり、角膜に障害が起きている状態のことをいう。

原因と対策
・環境の影響
室内の空気がエアコンなどの影響により乾燥していると、涙が蒸発して乾きやすくなる。
→加湿器で室内を乾燥させないよう調整する。
→エアコンの送風を目に直撃させないようにする。
・矯正器具の影響
コンタクトレンズは水をはじき、眼球の水分を蒸発させやすくする。
→長時間の装着を避ける。
→眼球に負担の少ないハードタイプを使用する。
・パソコンワークの影響
長時間モニターを見続けることで、まばたきの回数が減り目が乾きやすくなる。
モニターが見上げる位置にあると、目を見開き露出が大きい状態となり目の表面が乾燥しやすくなる。
→定期的な休憩をする。
→モニターを見下ろす位置に配置する。
→モニターの輝度を下げる。

症状が軽いうちは放置してしまいがちだが、症状が重くなると目の表面に傷がつく。そこから細菌が入り眼病になることもある。また、視力の低下にも繋がる。簡単にできる対策なので是非実践してほしい。