アルコールで脳が・・・

溶けます。

「シンナーをやってはいけない」ということの説得材料として、よく持ち出されていたのが、シンナーによる脳の萎縮です。「脳が溶ける」と言いますよね。


アルコール飲料は古くより世界中で親しまれています。

アルコール飲料が好まれる理由は、これらにエタノール（エチルアルコール）
が含まれることによるものです。

エタノールは、以下の作用があります。
○体温や心拍などに影響
○運動量の亢進
○鎮静作用
○鎮痛作用
○催眠作用

上記のように幅広い生理作用をもちます。

導眠やストレス解消、コミュニケーションの促進など、アルコールにはメリットも多いですが、
エタノールの報酬効果は依存を生みます。

日本のアルコール依存患者は80万人とも200万人ともいわれており、とても深刻です。

アルコールによってビタミンB1が欠乏して、
ウェルニケ脳症が起こると意識障害や記憶障害が現れます。
これが慢性化するとコルサコフ症候群となり、断酒しても回復は限定的となります。
さらに長年の過度の飲酒は脳の広い領域で変性を引き起こし、アルコール性認知症となり、
やがで脳が萎縮してしまいます。

その他、アルコール依存は、肝機能障害など、さまざまな身体疾患を併発しやすいです。



適度な飲酒を心がけ楽しくお酒を飲みましょう！！

【参照先】
http://suicide1998.outsidervoice.com/?cid=4