明晰夢のデメリット

まず、明晰夢とは何かと言うと、睡眠中にみる夢のうち、自分で夢であると自覚しながら見ている夢のことです。
これを意識的に行うことにより、夢であると自覚し、内容をコントロールできるというものです。
そのため、お手軽なエンターテイメントとして、使用されることもあれば、
自らの深層の心の状態・本当の欲求・願望などを探る上では、ある程度有効であると考えられ、これを心的療法に活用が出来ないか研究がされたりもしています。
そのため、この記事をご覧になっている方の中にも、明晰夢を見れるように訓練している人が居られるかもしれません。
しかし、明晰夢は、そんな都合の良いものではありません。
以下のようなデメリットがあるといわれています。
①寝不足になる。
　考えてみれば当然の話で、半分覚醒しているような状態なので、普通の眠りと比べれば眠りは浅くなっています。
②ホルモンバランスが崩れる。
　寝不足になったら、当然のことです。
③社会不適合者になる。
　自分でコントロールしているのだから、夢は自分にとって都合の良いものです。現実と比べれば、天国もいいところです。そのため、夢に依存するようになってしまうことがあるらしいです。

明晰夢を見ている人、これから見れるようになろうとしている人は、このようなデメリットもあることを忘れずに用法用量を守って、現実から離れないようにしましょう。