冬の湿疹

冬になるといつも決まって湿疹ができてかゆくなる…という
経験はないでしょうか。
またか…と思うけど、しばらくすると治るのでそんなに気にしてない。という人が多いと思いますが、ちょっと気をつければ頻度がぐっと減るのです。

１．皮脂欠乏性湿疹
乾燥により肌が弱っているところを掻いたり、擦ったりする事によって湿疹になります。
自分で掻くつもりはなくても、衣服でこすれる所がなりやすいです。
例えば、内股、靴下のゴム口のところ…。温まると一時的に痒みが強まりますが、数日で治ります。

→保湿が有効です。それから、水仕事で洗剤を使うと皮脂を取ってしまうので
　ゴム手袋をつけるなど洗剤に触れないようにすることも大事です。
　また、皮膚や粘膜を強くするビタミン・ビオチンの摂取も予防に役立ちます。

２．汗疱（かんぽう）
写真のもの。汗が皮膚の内側にたまることによりできる湿疹だそうです。
手足・指先にできやすく、数日痒みが続いたあと皮がむけてきます。

→この湿疹については原因がはっきりしていません。ホルモンバランスの
　乱れだとされています。
　１と同じくビタミン・ビオチンを摂取し、皮膚を強くするというのが有効なようです。