冷房の温度の下げすぎに注意！

ここ近年、毎年「過去○○年の中で最大気温を測定」というニュースを耳にしていませんか？
温暖化の影響によって、一般的に「夏」といわれる6～8月以外の月（個人的には10月くらいまで）にも冷房をフル活用してしまう人も多いのではないでしょうか。

「だって外にいると熱中症とか怖いし～」
ちょっと待ってください。
実は、冷房をした部屋にいることで罹る「冷房病」という病気を知っていますか？

◆冷房病とは
冷房をした部屋に長時間いたときに、
からだの体温調節が悪くなり、いわゆる自律神経失調症の状態になることをいいます。

暑いときは血管が拡張して発汗し、からだの熱を放散させようとします。
一方、冷たい風に当たっていると、からだの血管が収縮して発汗を抑えて、体温が下がらないようにします。

この二つのバランスがうまくいかなくなった状態が冷房病です。

◆冷房病の症状
だるさ、しびれ、むくみ、肩こり、神経痛、腹痛、食欲不振、便秘、月経異常、イライラ、頻尿、などが挙げられます。

◆対策
次のようなこと注意することで冷房病を防ぐことができます。
●部屋の冷房の温度を２８℃くらいに設定する
●冷房した部屋に長時間いる場合は、膝掛け、靴下、上着などで防寒する
●時々部屋の換気をする
●定期的に部屋を出る
●時々軽い体操をする
●体温を暖める飲食をする

夏はイベントも多く楽しい季節。
体調管理には気を付けたいですね★