今増えつつある『仮面ひきこもり』とは

皆さんは休日、外に出ていますか？

少し昔から『引きこもり』の方がニュースにとりあげられるようになりました。しかし、職場で働いたりして、社会生活を営んでいるのにも関わらず、実は「引きこもり」と同じような心のメカニズムを持つ人たち『仮面引きこもり』が増えているのをご存知でしょうか。


【仮面引きこもりの症状】
二重人格、人間不信、対人恐怖、感情マヒ
（一般的な引きこもりと同じ）


【仮面引きこもりの例】
例えば、『表の自分』の特徴は、自分がないために、自分で物事の判断や決断をすることができません。また、空気を読むことに敏感で、他人に合わせるうちに自分が消えて、その緊張感で疲れてしまいます。さらに、役割りを果たすと気分が楽になるので仕事中毒になりやすい傾向があるそうです。

その結果、他人と関わることに疲れてしまい休日は全く人と会わない生活になるのです。


【仮面引きこもりチェック（20項目）】
1. 異性（妻、恋人）と親密になれない（当たり障りのない関係になる）
2. 自分の子供とコミュニケーションできない（子供と絆をつくれない）
3. 決断できない（議論するが、実行できない）
4. マニュアルないと動けない
5. 他人の考えに支配されやすい（自分の考えがない）
6. 自分を見せると（本音を言うと）嫌われると思う
7. 人に合わせて自分を殺すクセがある
8. 人には二面性があると感じる
9. 相手の言葉のウラを読む
10. 自己主張の強い人や外国人が苦手
11. 太宰治の『人間失格』に共感するか、反発する
12. 人をアテにしない、何でも自分でする
13. 人といると緊張する、疲れる
14. 何のために生きるか分からない感覚がある
15. 誰も本当の自分を知らないと感じる
16. 笑顔で隠しているが本当は人が怖い
17. 深いところでは人を信用していない
18. 自分が何をしたいか分からない、自分の感情が分からない
19. 人が何を考えているか分からない
20. その場しのぎするクセがある

この20項目のうち、14項目（70％）以上当てはまるようであれば、潜在的ひきこもりの可能性があります。


私は基本的に休日は外出するよう心がけていますが、今後も『仮面引きこもり』にならないよう気を付けていきたいと思います。