歯を失うと記憶力が低下する

誰もが、健康な歯を長い間保ちたいもの。好きなものを食べるためには健康的な歯が必要だし、なにしろ人口歯を使うのは色々と面倒。それだけでなく、人口歯ではない天然の歯の数と記憶力には相関関係があるといいます。天然歯が多いほど、記憶力が高いということが最新の研究で判明しました。つまり、頭の健康のためにも歯のケアは重要です！
天然歯が多いとなぜ記憶力が高いのか。ひとつは、天然歯から人口歯に変わることで「歯の感覚」が低下し、脳に送られる信号が減ってしまうことにあります。もうひとつの理由は、「噛む力」にあります。天然歯でしっかり噛むと脳への血流が増え、脳の広範囲の部位の活動が活発になります。
また、多くの歯が欠けていたり、入れ歯を使用していると特定の食事を避けるようになり、それによって、ビタミンやタンパク質の摂取量が減り、脳の活動に影響を与えている可能性もあります。
さまざまな理由が考えられますが、とにかく歯を長く健康に保つことは記憶力をキープすることにもつながります。頭の健康を保つためにも、歯の健康にはより気を使った方がよさそうです。