PMS・PMDDとは?

PMSという言葉をご存知ですか？
女性は知っている方は多いと思いますが、
男性はあまり知らないのではないでしょうか？

PMS(Premenstrual Syndrome)とは・・・
月経前症候群といい、生理の1～2週間前から起こる
心とカラダのさまざまな不調のこと。
生理がある女性のうち、実に80％がPMSの症状を感じているといいます。

代表的な症状は
[身体的症状]
下腹部痛・張り、腰痛、頭痛、肩こり、手足の冷え、めまい、動悸、乳房の張り・痛み、
肌荒れ、便秘、下痢、眠気、むくみ、おりものが増える　など
[精神的症状]
イライラする、短気になる、だるい、やる気がでない、憂鬱になる、精神的に不安定
孤独感・不安感、マイナス思考　など

PMSの起こる原因は、まだ完全には分かっていないそうですが、簡単に言うと、ホルモンバランスがくずれるから起こるようです。

PMSよりさらに重い症状をもつものを、PMDD(Premenstrual Dysphoric Disorde)月経前不快気分障害といい、生理がある女性の3～8％に症状が見られます。
PMDDは特に精神的症状が強く現れ、暴力や薬物に手を出したり、さらには自殺を考えてしまうなどの深刻な状況になることもあるといいます。

治療としては、薬や漢方、食事療法を取り入れた方法が基本的に取られています。
症状が当てはまると思われる方は一度専門医を訪れてみましょう。
そして、一番辛いのは周囲に理解をしている人が少ないことです。
本人や周囲がまずPMSやPMDDを理解していきましょう。

参考HP
www.premsynd.com