つらい巻き爪の対処法

■巻き爪とは？
爪が円形に湾曲し巻き込むようなカタチになったもの。
爪の両側が指の肉に食い込み、歩くのも辛い程の激痛になる場合もある。

■どう危険なの？
上記の通り、歩行時に激痛を伴う。
進行すると、爪内で繁殖した細菌が傷に入り、壊死や感染症を起こす場合もある(ほとんどが激痛によって巻き爪に気づくため、ここまでのケースはあまりない)

■原因は？
・深爪
爪は歩く際に指の肉に押されることで平らに変形していきます。
深爪をすることで、指の肉が爪よりも盛り上がってしまい、爪が丸く変形してしまします。

・靴のサイズが合わない
革靴なのど硬い靴、ミュールやパンプスなど先端の尖った靴、自分の足よりも幅広の靴を履いていると、つま先が圧迫され、巻き爪になりやすくなります。

・遺伝
親から子へ、遺伝する場合もあります。

・爪の外傷
けがによる爪の変形から、巻き爪に変化していく場合もあります。

・爪白癬(つめはくせん)
爪の水虫である爪白癬になると爪が変形し、巻き爪になる場合があります。
巻き爪になると、爪の食い込みによって激しい痛み、赤みやしびれ指先の腫れ、ひどい場合は化膿する場合もあります。

・歩かない人もなりやすい
爪は伸びると湾曲していくもの。それを歩くことによって、平らに矯正しています。
そのため、寝たきりの方や、普段歩くことの少ない事務職の方がこの原因で巻き爪になりやすいです。

■治療法は？
・コットンを挟む(緊急)
爪と肉の間にコットンを挟み、爪が食い込まないようにします。
痛みが激しい時の応急処置であり、場合によっては悪化することもあります。

・テーピング
爪と肉を離すように巻きつけます。
続けていれば巻き爪をある程度矯正できます。

・市販の巻き爪矯正器で直す

・皮膚科・整形外科
歩けないほどの激痛となった場合、病院で処置してもらいましょう。
病院によって対処はさまざまですので、事前調査が必要です。

■予防方法は？
・先のきつい靴をよく履く人は、履く機会を減らしたり、緩衝剤を入れたりしましょう。

・爪の切り方に気を付ける
爪の白いところにそって切るのではなく、真横に切ります。
食い込みやすい両端は滑らかなカーブを描くように切ります。
爪の長さは指の肉の高さと同じ程度までにしておきましょう。


■参照
【間違った知識は危険】巻き爪の治し方と予防法　（デュアルラボ）
http://dual-lab.com/makitsume/

曲線は危険だった！正しい爪の切り方を知っておこう 　（NAVERまとめ）
http://matome.naver.jp/odai/2139495206346139901

巻き爪の危険度チェック！　（サロンドソレイユ/アメーバブログ）
http://ameblo.jp/soleil348/entry-11523024660.html