日本人の睡眠時間

長時間労働、夜勤の増加、ストレスなどから日本人の睡眠時間は年々短くなり、世界でも１、２位を争う“眠らない国”になってきているそうです。平均睡眠時間は8時間を切っており、最も睡眠時間の長いフランスに比べて1時間以上も短い状態です。　睡眠時間が短くなる原因として
　・夜間に及ぶ残業
　・深夜勤務の増加
　・インターネットの普及
　・過剰な夜間照明
などにより、生活時間が次第に夜型になっている。
これに対し、朝の活動時間は変化がないため、必然的に睡眠時間が短くなるそうです。
睡眠不足が体に良くないことは当たり前ですが、集中力、パフォーマンスの低下による生産性の低下から日本全体として経済的損失の推計が、年間約３兆円を超えるという数字もあるほどだそうです。

８時間ぐっすり眠りたいという願望は、そもそもこれは難しいようです。
年齢が高くなるにつれ、基礎代謝や、日中の活動量の低下などから長時間眠れなくなる。６０代後半では６時間眠れば十分。
ポイントはこの睡眠をどの時間帯でとるのかだとのこと。
午後５～１０時は覚醒しやすい時間帯で、「睡眠禁止ゾーン」といわれています。