機能性胃腸症って知ってますか？

身近な人で機能性胃腸症っぽい症状がでた人がいるので調べてみました。

＜症状＞
機能性胃腸症は現在ハッキリとした原因が無いにも関わらず、胃腸の機能が低下し調子が悪い症状の事を言います。1990年ころからアメリカで提唱されるようになったもので、機能性胃腸症はまだ比較的新しい概念でもあそうです。
機能性胃腸症を発症することで、吐き気や胃もたれ、胸焼け、嘔吐などの症状が見られます。この他にも、食欲の減退、胃部分の張り、少量しか食べられないなどが症状として現われます。
この様な胃腸に違和感を感じ、胃カメラ検査をしてもどこも悪い箇所が見つからないとのこと。
病原があるという訳でなく、胃腸の機能そのものが低下していると言う事になります。

＜原因＞
機能性胃腸症の原因は、生活習慣、食生活、そしてストレスだと言われています。その中でもストレスは機能胃腸症の大きな原因だと考えられています。

＜治療方法＞
治療は、主に薬物治療を行います。消化管運動機能改善薬、酸分泌抑制薬、抗うつ薬、抗不安薬、漢方薬などがあります。
何種類もの薬を服用したり、通院せずに自宅で改善させたい方には、機能性胃腸症改善メソッドというプログラムもありますのでご参考までに。

＜予防＞
胃腸は最もデリケートな臓器で、精神的なストレスの影響を一番受けやすい所です。その為、機能性胃腸症の予防にはストレスを溜めないという事が一番の方法になります
日常からストレスとを溜めない事と、規則正しい生活習慣、バランスの取れた食生活、適度な運動、十分な睡眠が機能性胃腸症の予防に繋がります。(自律神経失調症の予防と全く同じ)