カラーコンタクトの危険性

最近若い女性を中心にカラーコンタクトをする人が激増しています。
目を大きく見せる効果を期待しているようですが、安易な感覚で使用すると目のトラブルにつながります。
目のトラブルのほとんどが若い女性で15歳～29歳が全体の約9割近くとなっているようです。

●カラコン使用による被害例
１．慢性の酸素不足による角膜浮腫
２．つけたまま寝てしまうと角膜炎を起こす確率が高い
３．粗悪なカラコンで色素が溶け出し、最悪のケースで失明も
４．色素プリントによるアレルギー性結膜炎を引き起こす
５．8時間使用で角膜上皮障害（眼球の傷）、結膜上皮障害（しろめの部分の傷）、輪部充血（充血）を引き起こすものがある
６．視力低下（0.1以下になることも）


そんなことにならないように、カラーコンタクトを使う前に正しい情報を知っておくことが必要です。

●購入する時の注意点
１．高度医療機器販売許可を受けているサイトで購入する
２．医療機器商品番号を国からもらっているものを選ぶ
３．眼科医の診察を受けた上で購入する
４．初めての使用ならワンデータイプを選ぶ

●購入後の注意点
１．使う前にキチンとレンズをキズなどないかチェックして使う
２．試用期間・装着時間を守る
３．カラコンを2枚、あるいは普通のコンタクトレンズと一緒に重ねて使うことは絶対にしない
４．ワンデー以外はきちんと使用後に手入れする
５．目の違和感を感じたら、すぐに眼科を受診する

カラコンを使用したい場合は、眼科医の検診を受けてから、安全性が高いカラコンを選んで使用し、眼科の定期健診を受けることを勧めます。