風邪が原因で 両目の奥が痛む

風邪で目の奥が痛くなったことがあり、
眼科ではなく内科医師に原因をたずねてみました。


発熱、咳、痰、くしゃみ、鼻水などの風邪の症状は、
顔の筋肉、首筋、肩、背中、胸、腹筋など、多くの筋肉を使います。
それらの筋肉が緊張すると、神経伝達物質のセロトニンという物質が分泌されて頭痛を感じたり、
視神経に影響があった場合には目の奥が痛いと感じたりするそうです。


また、風邪が原因で鼻に炎症がおきて、
「副鼻腔炎」を起こしてしまった場合、目の奥が痛くなることがあります。
慢性のものはいわゆる「蓄膿症」と呼ばれています。
この場合は、ドロッとした鼻水が出て下を向いた時、
特に目の奥が痛いと感じるそうです。
目と鼻はつながっているので、
風邪をひくと目やにが出るなど、症状が起きることは珍しくありません。

いずれでも、風邪が治れば目の奥の痛みも治まるでしょうし、
鎮痛剤で痛みは緩和されました。


そして、いまさらですが、
風邪を治すには、体を温めて、栄養のあるものを食べて、しっかり寝る、
「保水・保湿・休養」が一番の治療です。


※「片目だけが痛い」「吐き気を伴う」「物が歪んで見える」など特徴的なものがあればすぐに受診を！