怒ることが心臓や身体の健康を害するのは本当！？

日常の中でイライラする状況は皆さんあると思いますが、
オフィスにせよ家庭にせよどこであってもイライラの原因はあります。
このイライラを怒りとして爆発させてしまう・・・その怒りが健康にどのような影響をあたえるのでしょうか。

◆怒ることが健康を害する理由
人が激怒すると心臓発作にかかる率が８倍も上昇するそうです。
心疾患は、食べ物などの生活習慣が関係しているだけでなく、物事の考え方や捉え方も影響があるようです。
調査では、心臓発作を経験した人に、その前に怒りを感じていたかを聞いたところ、
激怒するようなレベルの怒りを感じた人は心臓発作を起こすリスクが大幅に上がることが確認されています。
なおかつ、激怒する人はそうでない人に比べて、脳卒中になるリスクが２倍も高いことがアメリカの専門医の間で認められています。
ほかにも、不眠や摂食障害にかかる危険もあるようです。

◆人間関係にも影響が
人は強い怒りを感じると普段言わないようなことを言ってしまったり、普段の行動とはかけ離れたことをしてしまう事があります。
本心ではないにしても、怒りに任せて出してしまった言葉は長期にわたり相手を傷つけてしまいます。
オフィスであれ家庭であれ、怒りに任せた言動を控えるべきなのは明白だと思います。
そのことが、さらに問題を大きくしてメンタルバランスを崩してしまうと心身の健康にも悪影響がおよびます。
時には怒りを感じることが正当なこともあります。しかし、正しい対処をせずに、ただ感情的に怒りくるったような発言をしてしまうと、考えてもいなかったような大きな問題へと発展してしまうこともあります。

どんな理由にせよ、激怒するのは自分の健康や人間関係にとって決してプラスにならないことを理解しましょう。