冬こそ鰻を食べよう！

鰻といえば、土用の丑の日を思い浮かべる方も多いかもしれませんが
実は、鰻の旬は冬です。

そもそも土用の丑の日に鰻を食べる習慣になったのは、
江戸時代中後期の頃。
夏の売り上げ不振に悩んだウナギ屋から、相談を受けた平賀源内が
「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して鰻を食べるよう宣伝したのが始まりだと言われています。

つまり、
私たちが土用の丑の日に食べている鰻は
旬の時期から最も遠い ＝ 一年で最も美味しくない状態の鰻と言えます。
何だか勿体ない気持ちになりますね。

ということで
冬こそ脂の乗った美味しい鰻を食べましょう！


鰻は夏バテ防止として効果的 と宣伝しているだけあって栄養満点です。


●鰻の栄養素（食材１００g当り）●
・ビタミンＡが５,０００ＩＵ
・ビタミンＥが４.９mg
・ビタミンＢ１が０.７５mg
・鉄分が０.８mg

●鰻の健康効果●
鰻は、血中のコレステロール値を抑制するＤＨＡ（ドコサヘキサエン酸）や
ＥＰＡ（エイコサペンタエン酸）を多く含み、
動脈硬化などの生活習慣病も予防できると言われています。

他にも、
夏バテ解消、体力回復、風邪・視力低 下・皮膚障害・味覚障害・脳卒中の予防、
口内炎・口角炎・ストレス・高 血圧
の予防などが挙げられます。


いかがでしょうか？
これから どんどん寒くなって体調を崩しやすくなりますが
栄養のある食材を食べて、冬を乗り切りたいですね！