普段の眠りを見直していくことで、だるさや疲れも消えて万全の体調回復！！

睡眠の質はメラトニンとよばれるホルモンの量で決まります。
メラトニンが多く分泌されなければ、たとえ睡眠時間は十分でも、体にとっては
慢性的な睡眠不足と同じです。以下の点に気をつけましょう。

（１）２度寝はしない
平日に十分睡眠がとれてない人は、休日に体が欲するだけ何時間でも寝て下さい。
ただし、ゴロゴロしているうちに再び眠ってしまう２度寝を繰り返すと自律神経のバランスが乱れがちになります。
１度きちんと起きてから、午後に改めて昼寝をしましょう。

（２）寝る前に白湯を飲み、体を内側からあたためる
体の緊張やストレスをやわらげて、副交感神経を刺激するのにもっとも手軽で効果的なのは、白湯を飲むことです。
温かいミルクはカロリーがあり、胃腸に負担をかけるので
就寝直前はおすすめしません。

（３）照明はすべて消して真っ暗な状態にする
わずかな光でも目の奥の網膜は光を感知しますが、その状態では脳の松果体が機能せず、メラトニンが分泌されません。
常夜灯や小玉電球などの照明はもちろん、遮光カーテンで窓から入る光もシャットアウトしましょう。

（４）夕食後４時間は寝てはいけない
胃の中に食べ物が残ったまま寝てしまうと、本来睡眠中に活発な働きをする成長ホルモンがストップしてしまいます。
成長ホルモンは骨や筋肉の成長を促し、脂肪も分解します。
最大限に分泌する環境を整えるために、胃を空っぽにしてから就寝をしましょう。