加圧スパッツの使用には注意が必要!!

着用したときに体に加わる圧力(衣服圧)を利用して「脚スッキリ」や「筋肉のサポートを高め疲労感を軽減」等の効果をうたったスパッツがありますが、着用には注意が必要とのこと。
医療の現場では、治療の一環として弾性ストッキングなどが使われていますが、これらには、糖尿病の患者には使用しないことや、使い方によっては血行障害や神経障害を起こすこともあり、注意が必要である等の表示もされています。
一般の消費者向けの商品も、使い方によっては同じような注意が必要です。

①着用中は同じ姿勢を続けない
加圧を利用したスパッツは、部位によっては医療用の弾性ストッキングと同等以上の衣服圧になることがあります。特に「しゃがむ」姿勢をしたときに膝やふくらはぎの衣服圧が高くなり、加圧スパッツを着用することで静脈血が停滞しやすくなる可能性があります。
同じ姿勢を続けないなど、使い方に注意しましょう。
②適正なサイズ選び
自分の身体寸法を正しく把握し、サイズが適正なものを選ぶことが大切です。通信販売等では商品を確認することが難しいため、購入の際には慎重に選びましょう。
③重ね履きやまくれ上がりに注意
衣服圧が高まる危険があるので、着用時にはハイソックスなど他の加圧製品との重ね履きは避け、まくれ上がりにも注意しましょう。