風疹の大流行

　英語で風疹は「German measles（ドイツはしか）」といわれているが、一般的に風疹というと”3日はしか”と呼ばれ、軽い病気という認識がある。しかし20年前に風疹にかかった私の経験から言えば「そりゃもう大変！」というほどしんどかった。熱は40度近くまで出るわ、フラフラになるわ、お腹には赤い斑点が出て、職場の人にまでうつしてしまうわでもう2度となりたくないというのが正直な感想。
　多くの人は幼少の時期にかかるが、成人になってかかると重症化するといわれている。しかし、1度かかれば免疫が体内ででき、2度とかからないといわれている。しかしまれにがん患者などの免疫力が全体的に落ちている場合はその限りではない。
　2013年の風疹の流行は史上最多といわれた2012年のペースを上回る勢いだそうだ。1977年から始まった風疹の定期予防接種は当初、妊娠時に被害が大きくなる女子中学生に限られた為、現時点で風疹の8割は20~50代の男性だそうだ。
　ちょっとでも上記のような兆候を感じたときは会社に行かず、病院へ行きましょう！特に働き盛りの世の男性諸君！