入れ歯は就寝時にどうする？

入れ歯は就寝時に、はずして寝るべきか、入れたまま寝るべきか、歯科の専門学会でも意見が分かれているそうです。

しかし、はずして寝た場合、さまざまな危険なことが起きる可能性もあるようです。

①部分入れ歯の方
就寝時に入れ歯を外されていると、残った歯で食いしばることで歯に負担がかかって折れたり、グラグラになったりして、ますます歯を喪失し悪循環に陥ります。

②総入れ歯の方
外して就寝すると噛み合わせが低くなってした下顎が後ろに下がって舌も下がって気道が狭くなり、結果無呼吸症候群を引き起こす原因になる。

ほとんどの場合、義歯は装着して就寝した方が顎位が安定するらしいのですが、しかし、このことをするには条件があるようです。それは、義歯の粘膜面と自分の顎の粘膜を食後に歯ブラシでしっかりとみがくこと。顎の粘膜をみがいている間、清掃剤に義歯を漬けて化学的清掃する。このように手入れをしておけば、夜間義歯を入れていることで、顎の粘膜に悪い影響を及ぼすことはないようです。

はじめに書きましたが、歯科の専門学会でも意見が分かれているそうなので、最終的には歯科に相談してください。