ドライバーの皆様　凍った路面にいま一度注意を

冬になると寒冷地では道路の凍結がおこりやすくなり、通行には注意を払わなければなりません。

自動車の運転も例外ではありません。雪によるシャーベット状態や圧雪路面、そして凍結路面はスリップ事故が起こりやすくなります。
乗用車には外気温度計が設置されていることが多いと思いますが、摂氏3度より下回る表示が出たら、凍結注意のサインです。

最も危険なのが、いったん溶けた氷が、低温や周囲の氷によって冷やされ、再び凍結した路面です。
注意するべき時間は、寒い夜が明けて気温が少しずつ上がる朝方や、気温が下がり始めて凍結が始まる夕方です。
場所としては、交通の多い交差点の手前付近です。多くの車が停止と発進を繰り返し鏡のように磨かれている(ミラーバーン)ことがあります。

このような路面での運転は、早めのブレーキング、一気に踏み込ずに数回に分けてブレーキを踏んで徐々にスピードを落とす、といったスリップ防止の基本操作がとても重要です。
また、自分が気をつけていても、他の車がこちらに滑って来ないとも限らないので、普段以上に車間距離を取りましょう。