家庭用除雪機の死亡事故

先日、大雪で雪かきをして大変でした。
腰も痛くなるので家庭用の除雪機があれば便利だと思いましたが、死亡事故もあるこということなので
調べてみました。
私も家庭用の除雪機は何度か運転したことがあるので、その時に危険だと思ったことも追加します。

2015年1月26日、国民生活センターから家庭用除雪機について死亡事故の発表がありました。
家庭などで使用する歩行型ロータリー除雪機での死亡事故は２００９年９月以降に5年間で14件発生しているということです。


家庭用除雪機を運転する際に注意する点

1.除雪機を操縦する際には動きやすい服装をし、雪をかき込む刃（オーガ：画像2）に衣服を巻き込まれることがないように、特に足元の衣服のだぶつきに気をつける。14件のうち5件の死亡事故は、除雪機のオーガに巻き込まれた事例です。


2.実際の事故状況では、除雪機の下にひかれたり、壁などに挟まれることがありました。
壁と除雪機の間にはさまれることは、最近の除雪機であれば安全防止バーがついているので防げます。
でも、この安全防止バーを操作のために固定する人もいるそうなので、固定することはやめてください。とても危険です。
そして、安全防止バーがあっても運転速度が速いと危険です。除雪機によって違いはありますがスピードが最大になっているときに壁にはさまれたら、安全防止バーが作動して止まっても、その衝撃でケガしそうだと実際に運転していて思いました。

以上、除雪機の取扱い説明書にも危険事項は記載されています。説明書の注意を守り、安全な除雪をしてください。