乳幼児の家庭内事故

乳幼児の死因で割合が多いのは家庭内事故です。
家に乳幼児がいるみなさんは以下のことを気をつけているでしょうか。

●お風呂
乳幼児はわずか5センチ程度の水でも溺れることがあります。
子どもと一緒に入浴し、自分が洗髪中などで目を離してしまったときに浴槽で滑って溺れてしまうことがあります。

●台所
基本的にはセーフティーガード等を取り付け、乳幼児が入れないようにしましょう。
包丁などの刃物やナイフ・フォークなど危険なものは簡単に開閉できない場所に置き、扉や引き出しは簡単に開けれないように工夫することが大切です。
電気ポットや炊飯ジャー、トースターなどは火傷の原因になります。
なるべく手の届かないところに置き、踏み台になるものを近くに置かないようにしましょう。

●誤飲
0歳から2歳までの間に最も多く、親が目を離した隙に発生します。
子どもの手の届く範囲に口に入る大きさのもの、飲んで有害なものを置かない配慮が必要です。
誤飲してしまいそうなものは、床から1メール以上の高さの場所に保管しましょう。
下記のものは特に注意が必要です。
・たばこ、吸殻
・硬貨、ボタン、ペットボトルのキャップ
・洗剤、医薬品、化粧品
・飴玉、ピーナッツ

●洗濯機
洗濯機のそばに踏み台になるようなものを置かないようにしましょう。
覗き込んだりすると危険です。
洗濯機のふたが簡単に開かないよう、重しを置く、洗濯カバーをかけるなどして工夫しましょう。
洗濯機やトイレでも溺水事故が起こるので注意が必要です。


「当たり前」「分かっている」と思っていても少しの油断で大きな事故になりかねません。
事前に防げる事故は防ぎ、安心安全に過ごしましょう。