あなたの町にも？ハクビシン

近年ハクビシンの被害が急増しています。
もともとは野山に住む動物ですが、環境の変化により首都圏の街中や住宅地などでも目撃・捕獲されるようになってきています。
ハクビシンが住宅地に進出している理由としては、生ゴミや農作物などの食べ物が豊富であること、古い住宅や空き家などのすみかがあることが原因と考えられています。

●ハクビシンの特徴
・額から鼻にかけて白い線がある
・しっぽが長い
・木登りが得意
・雑食だが果実を好んで食べる
・夜行性

●被害例
・騒音被害
・異臭被害
・害虫被害
・住宅被害
・衛生面における被害
・農作物の被害
・ペット被害

●対策
・エサを無くす
　→収穫しない農作物を放置しない
　→ごみを庭先などに放置しない
・寝床をつくらせない
　→建物周辺の雑草を刈る
　→壁や換気口などに大きな穴がある場合はふさぐ
　　（ハクビシンは頭が入ればどこでも進入可能）
・進入経路をなくす
　→屋根や畑に移動できそうな木の枝を切る


※ハクビシンは鳥獣保護法で保護されています。
　許可なく捕まえて処分することはできません。
　お困りの場合は、自治体の担当窓口に相談をしてください。
　農作物や生活被害を発生させている個体に限り、自治体から捕獲の許可を受けることができます。


見た目のかわいさにだまされてはいけません。
天井裏でドタバタと動き回る音がしたら早めに確認し自治体に相談しましょう。