家庭内の危険をチェック（幼児の誤飲）

虐待などの事件はニュースになりますが、家庭内の事故はあまりニュースになりません。知られないから繰り返されることも多いと思います。

厚生労働省の統計によると、乳幼児の死因順位は次のようになっています。0歳児の場合は「不慮の事故」は5位ですが、1～4歳児、5～9歳児は「不慮の事故」が1位です。

誤飲は0歳から2歳までの間に最も多く、親が目を離した隙に発生します。特に注意しなければならないものは、

●たばこ、吸殻、灰皿の水
●硬貨、ボタン、ペットボトルのキャップ、ボタン電池、
小さなおもちゃ、安全ピン
●各種洗剤、医薬品、化粧品、乾燥剤、殺虫・防虫剤
●飴玉、チョコレート、ピーナッツ
●飴玉の包みのような小さなビニール

（財）日本中毒情報センターでは、家庭内でよく起こる事故原因となる物や発生場所、発生状況を確認することができる「発生状況確認ゲーム」を提供しています。自分の家の中の危険性をチェックしてみてください。
http://www.j-poison-ic.or.jp/house/index.html

最後に、ピーナッツなど豆類は本当に危険だそうです。
大人が普通に食べているものだから、子供も大丈夫とは考えず、豆類をテーブルの上に放置することはやめましょう。