熱性けいれんという病気を知っていますか？

先日、救急車で運ばれた私の息子の症例です。

3歳と11ヶ月の息子は、38度ちょっとの熱があり、妻と２人で病院に向かいました。
診察が終わり、家に帰ろうと後部座席に寝かせた状態で運転。すると、気がつくと嘔吐して、ぐったりと意識のない状態に。

驚いた妻は、その場で救急車を呼びました。

病院につくと、息子の意識は戻って、泣きじゃくっていました。（私もここで到着）
血液検査をしても異常はみつからず、「熱性けいれん」の疑いが強いと診断されました。
けいれんしている状況を視認できなかったため、特定はできませんでした。

その後、脳波の検査をしました。（画像1、2）
脳波にも異常はなく、親族に「熱性けいれん」を発症している者が何人かいたので、「熱性けいれん」だろうということで落ち着いています。

「熱性けいれん」は6歳までの子どもに起こりやすいそうです。小さなお子さまを持つ方は、知っておくと冷静に対処できると思います。


また、耳鼻科の薬を服用していると発症する確率が高くなることもいわれているので注意が必要です。