たばこの吸殻、ポイ捨てしていませんか？

道に捨ててあるごみの中でよく目にするのは、たばこの吸殻です。
つい片付けるのが面倒で捨ててしまうのかもしれませんが、
自分の気が付かないところで、他人に思わぬ危害を及ぼしているかもしれません。


道に吸殻を捨てることで発生するリスクは、３点あります。

１点目は、たばこに含まれる有害物質による環境汚染です。
皆さんご存知のとおり、たばこには様々な有害物質が含まれています。
その中の１つ、ニコチンは、水に溶けやすい性質をもっています。
ポイ捨てされた吸殻が雨に濡れると、ニコチンが溶け出し、土や水に有害物質が混ざってしまうことになります。

２点目は、ごみが景観を損ねることです。
３点目は、吸殻の火によって、火事になることです。
毎年、都内だけで３００件ほど、たばこのポイ捨てによる火事が起きています。
捨てた人はきちんと消したと思っていても、少しでも火種が残っていれば
枯れ草やゴミに燃え移り、大きな火事になってしまう可能性は大きいです。


大多数の愛煙者がマナーを守っていても、一部のマナーを守らない人がいるだけで喫煙者全体のイメージが悪くなります。
きちんとマナーが守られるよう、喫煙者同士で注意していきましょう。