早くも始まった「東京オリンピック」詐欺に注意！

国民生活センターによると、2020年開催の「東京オリンピック」に関連した詐欺トラブルの相談が、早くも寄せられ始めているらしいです。

事例の一つとして、
「オリンピック関連企業への投資のパンフレットが送付されるので、届いたら権利を譲ってほしい。パンフレット到着後に電話をくれたら、東京オリンピックの入場券をプレゼントする」。
などといった電話から、すでに被害にあった人もいるようです。

①「オリンピック詐欺」は、まだ「序の口」にすぎない
東京オリンピックに限らず、テレビや新聞で盛んに取り上げられた話題については、それに関連する『儲け話』を信じてしまう人が多くなる傾向があり、詐欺の手段としてよく使われます。
今後、オリンピックのインフラ整備に関わる企業に投資すれば儲かると持ちかけるなど、東京オリンピックに関連する詐欺は、これからも様々な名目や手口で続くことが予想されます。
根本的な注意として、突然の電話や郵便で『儲け話』がきたときに、『それはおそらく詐欺だろう』と推定して対応すれば、だまされることはほとんどありません。
たしかに、楽に儲かる話が向こうから勝手にやってくるほど、世の中は甘くはない。そんな虫のいい勧誘を受けたら、「たぶん詐欺だろう」と思って警戒すべきです。

②詐欺師は「有名企業」を名乗ることが多い
詐欺師は、最初の電話などで、有名企業の名前を名乗ることが多いです。それを信じて話を聞いてしまうと、そのままだまされてしまうことになりがちです。したがって、有名企業の名前を名乗られても、それをすぐに信用しないことが重要です。
たしかに、大企業を名乗り、通常の投資や商品購入の勧誘とみせかけた詐欺の手口もありえますが、そういう場合は・・・
直接、その有名企業に問い合わせて、自分から事実関係を確認してみるのがいいでしょう。そうすれば、聞いていた話が全くの嘘だということは、すぐに分かるはずです。

東京オリンピック開催はおめでたい話題だが、今後広がりを見せそうな気配の「オリンピック詐欺」には、くれぐれも注意をしておきたいですね。

私は「楽に儲かる方法などほとんどない。そんな方法があるなら誰にも教える訳がないと」と思っているので、詐欺には引っかからないと思いますが、注意したいものです。