お札の工夫

お札には偽造防止として「すかし」や「凹版印刷」といった工夫がされています。

「すかし」・・・お札を明るい光の方向にかざして見ると、机の上に置いていた時には見えなかった肖像などの図柄があらわれます。

「凹版印刷」・・・彫刻した版面のへこんだ部分に、たっぷりとインキを付着させ、表面の余分なインキを取り、へこんだ部分に残ったインキを強い圧力をかけて紙に移す方法です。
手でさわってざらざらするのは、このインキのためです。


お札にされている工夫は偽造防止だけではありません。
お札には視角障害者のために視角だけでなく触覚で判別できるよう工夫がされています。

①お札のサイズ
お札は金額が小さくなるにつれて横幅が小さくなっています。

②識別マーク
識別マークはホログラムとマークを組み合わせた設計となっているため、
識別マークを触るだけでお札の金額を判定することができます。


～参考～
http://www.rehab.go.jp/TrainingCenter/japanese/TCletter/No7/5_story.html