バッテリージャンプの危険

バッテリージャンプとは、バッテリー上がりなどでバッテリーケーブルを使って他車のバッテリーから電源を供給してもらう始動補助の事です。
この作業では、救援車と故障車のバッテリー接続(＋→－の順番で同極をつなぐ、最後のマイナスはエンジンかボディへ）を間違えると、ショートや爆発の危険性があります。
このことは皆さんよくご存知だとは思いますが、次の事にも注意が必要です。

１．救援車と故障車のバッテリー電圧が同じである事を確認する。
　　救援車２４Ｖ、故障車１２Ｖで接続しちゃうと、最悪の場合、過電圧でバッテリーが壊れます。
　　100V仕様のテレビに200Vの電圧で使用するのと同じような事です。

２．ブースターケーブルはよいものを使う。
　　安物のブースターケーブルを使うと、
　　ブースターケーブルに過電流が流れることで一瞬でケーブルが高温となり煙が出て火災となるケースがあるようです。
　　最低１００Ａ以上のものを使いましょう。