二酸化炭素吸収量を確保するために森の循環を

我が国の森林の４割は、植林された人工林です。人工林は下刈りや間伐などの手入れをしないとやせた木ばかりになってしまいます。

いま、林業の採算性の低下や山村の過疎化などにより、このような手入れが行き届かない森林が増えています

間伐とは、植栽した木が成長し混み合ってきたときに、適度に気を伐採して本数を減らす作業です。間伐により、残った木がたくましく育つとともに、森林内に陽光が差し込むことにより下草が生え、土石流出の防止などに役立ちます

かけがえのない森林を守り育て、二酸化炭素吸収量を確保するためには、多くの人々が森林作りに参加し、「森の循環」を取り戻すことが必要です。是非、ご協力をお願いします。