身近な危険行為：バイクツーリング編

バイクツーリングを計画するとき、旅先の名所や、道のりは調べますが、初心者の人は目的地のバイク地域特性を事前に調べたほうがよいです。特に北海道ではバイクの追い越しに対する、車運転者のあたりが強いとよく聞きます。

バイクに追い越された車運転者の気持ちは２パターンあるかと思います。
①不安定（に見える）バイクが自分の前にいることが不安。早く視界から消し去りたい。
　この場合、すぐに抜き返してきたり、後ろから過剰な
　圧力をかけられ、前をゆずることになります。
②バイクに抜かれることが不快
　別に流れに問題がないのに、なぜ抜いてくる？
　２輪のくせに喧嘩売ってんのか？
　と考える場合です。
　急に車も加速しだし、追い抜きにきたバイクと
　並走する人もいます。非常に危険です。

これらの特性はバイク人口の低い地域（地方、特に雪国）ではよくあるようです。都市部でバイクに乗っている人は、バイクの利便性として交通渋滞を回避しやすい（追い越し）ことがあると思いますが、道が広く、常にすいている地域では、バイクに抜かれるといった経験自体が少ないため、トラブルのもとになることが多いようです。

よくあるトラブルは
①抜いたはずの車に過剰に追いかけられる。あせって事故を起こす。
②無理やり停止させられ、恫喝される。
などです。

バイク乗りにも言い分はありますが、やはり旅先では無用のトラブルを避けるためにも、地元の特性を考慮して走りましょう。基本は
・車が流れている時は追い抜きをしない
・信号待ちの交差点では、左からのさりげない追い抜き
です。