子供自転車に潜む危険性

最近、自分の娘（小学校低学年）の自転車を買い替える機会があり、
ふと買い替えにあたって危険性を調べてみました。
”危険性”と書くと少々大袈裟かと思われるでしょうが、プロの自転車屋に聞いても
「恐怖感すら感じるほどに危険な状態で乗られていることも珍しくはない」とのことです。

子供が最初に覚えるのは「スピードを出す事」だそうです。
少しでも安全な状態で自転車に乗る方法は「体に合っている」ことだそうです。

具体的には、大人用のものと違い子供用の自転車というのは成長に合わせ
短い期間で買い替えを強いられてしまう性質があります。
”１４／１６インチ”から始まり、１８→２０→２２→２４…そして２６インチ（ほぼ大人用）。
順番に少しずつ大きくしてあげるのが一番なのですが、
もちろん”お財布とも相談”しなければならず、ほとんどの場合、
小さくて乗れなくなるまで乗ってもらい、購入時は足がつくギリギリのサイズを
購入する事が多いでしょう。（自分の場合もそうです。一気に１６→２２に…）

そこで、まず自転車を購入した時は出来るだけ「自転車を小さく組み立てる」ことが
重要だそうです。
小さく組み立てるというと”椅子（サドル）の高さを低くする”ことをイメージしますが、
それだけではなく、”ハンドル位置”や”ブレーキ位置”も出来るだけ小さく組み立て、
後は子供の成長に合わせ徐々に大きくしてあげるのだそうです。

特にブレーキレバーの位置に気を使うべきだそうです。
乗車状態で手首の位置がなるべくまっすぐになるように調節することが大切です。
（手首が曲がった状態では、ブレーキレバーを十分に握る事が出来ないため）


親であれば、誰しもわが子には安全に乗ってほしいと思うものですから、
「小さく組み立てる」を実践してみてください。