乳幼児のクーラー多用に注意

子どもは汗かきだし、あせも対策にと
ずっとクーラーの中で過ごしていませんか？

汗腺の数は、遺伝子により決まるものではなく、
２歳までの環境で決定されるそうです。
つまり、発汗能力は２歳までの環境で決まります。

乳幼児期にクーラーを多用し、あまり汗をかかずに過ごしてしまうと、発汗能力が十分に発達せず、うまく汗をかけない体質になってしまいます。
汗をかくということは、体温調節に必要であり、人間にとって非常に大切な能力の一つです。
アトピー性皮膚炎の場合、汗をうまくかけないと熱が体にこもってしまい、そのためかゆみが増強し、ひっかいてさらに皮疹を悪化させるという悪循環に陥ってしまうことがあります。

朝晩の涼しい時は、クーラーの使用を控えた方が
いいかもしれません。