子ども服の安全基準

記事：ファスナー付きの服の折り返し
http://www.wiki-safety.com/postdtl/ja/-C2041/925/
を読んで、子ども服の安全基準について調べてみました。


2012年11月、衣服が遊具などにひっかかる事故を防ぐため、子供服に安全基準を設けようと、国が検討会を設置したそうです。

■77％が事故経験
　実に8割もの子どもが、子ども用衣類と関連した事故を経験しています。

　・靴下やタイツを履いてフローリングの床等で滑って転んだ　　　68．9％
　・着のファスナーで顔や首を引っかいた、または皮膚を挟んだ　　34.7％
　・上着の裾が物に引っかかって転んだ　　　　　　　　　　　　　26.6％


■ファスナーによる危害
　・ジャンパー、乳児服、スリーパーベストなどのファスナーの突起や鋭利な部分でけが。
　・危害部位は顔面が多く、次いであご、首、胸部。


国内では、メーカーなどの業界団体による自主的なガイドラインはあるそうですが、統一された公的な規格はないそうで、
　　対象年齢の基準を設けていない企業は、84％
　　ファスナーの取り付け位置や方法についての基準を設けている企業は、28％にとどまりました。



買い物をする際には、消費者側で注意する必要がありそうです。


手にとって確認できない場合は、例えば「ファスナーカバー」と単語を入れると見つかりやすくなります。





参考：
楽天で「キッズ・ベビーマタニティー」を選び、さらに「ファスナーカバー」で検索した結果
http://goo.gl/FZmmD

子ども服の安全性と標準化について
http://nacs-east.jp/kenkyukai/documents/20110423hyoujyunkaronbun.pdf