海外交通ルールについて

海外へ旅行する場合、その旅先でレンタカーを借りたとして、日本と同じ感覚で運転してもいいものでしょうか？
国が違えば法律も違うものなので、その国の交通ルールを理解していないと、交通違反で罰金になるかもしれません。
それどころか、日本の常識で運転すると大事故になりかねません。
海外で思わぬ事故に巻き込まれぬためにの注意事項について紹介します。


[ 海外交通ルール ]
(1)優先道路
ヨーロッパでは、それぞれの道路の優先順位というものが細かく決められているそうです。
優先道路を走っている車は、横道から車の頭が見えていても、減速などしないそうです。
逆に減速しようものなら、背後から追突される危険もあるそうです。
日本であまり見ないものでは、ランナバウトという交差点があります。
円形の交差点で、侵入した車は右回りに回転し、出て行きたい通路で左折して出て行くというものです。
日本にはないルールなので、慣れるまでは慎重に利用するべきです。

(2)シートベルト
基本的に、どの国でも全席(前席・後席)シートベルト着用が義務付けられています。
運転する際は必ずシートベルトを着用するようにしましょう。
チャイルドシートについても、年齢や身長の制限は様々ですが、
ほとんどの国で何らかの子ども専用拘束（保護）装置の使用が義務付けられています。
10歳未満の子どもを前部座席に乗せてはならない、などの規制もあります。


[ 罰金制度 ]
交通違反の場合、罰金を科せられるようです。
その国に住んでいるならともかく、短期滞在(旅行等)の場合、取り立てる場合のコストの方が罰金よりも高くなることが多いらしく、
払わずでも何も起こらないことが多いそうですが、きちんと払っておいた方が、精神的にもすっきりしますし、問題も確実に解決します。
なお、海外の速度制限等は、日本よりもはるかに厳しいこともあるようなので、気をつけた方がいいです。


[ 国際免許証 ]
海外に旅行する場合、国際免許証を持っていないと、車の運転をすれば法律違反となります。
海外に住む場合は、その国の免許に換えるか、その国の免許を取得する必要があります。


[ 参考サイト ]
(1)ＪＡＦ｜海外サポート：世界の交通ルール
http://www.jaf.or.jp/inter/sign/seatbelt.htm

(2)海外の交通ルール/道路標識-主にヨーロッパ
http://www.daisukebike.be/jp-org/pages/touring_info/moto_info/touring_info_a_06.html

(3)国際免許を取ろう！-海外旅行と国際免許ガイド
http://abroad.driver.jp/license/